2014年07月08日

ディズニーランドの話

お久しぶり。気まぐれな更新で申し訳ない。今回、このような記事を見つけたので先にこのリンクに貼られている映像の方を見て欲しい。

「不良をディズニーランドに連れていくと…」


そう、不良でも浮かれる夢の国ディズニーランド。

僕の知人友人誰もが口を揃えて最高だったと言うのだ。それこそ、「ディズニーランドなんてただの子ども騙しでしょ、ははん。」なんてバカにしていたようなパンクスや、チンピラみたいなやつまで、世の中を斜めに見ているような人物たちすら、ひとたびディズニーランドに足を運ぶと、何故か耳付きの帽子やカチューシャを付けて帰ってくるのだ。

一体、ディズニーランドの中では何が起こっているのだ。
宗教や変なビジネスセミナーの洗脳合宿よろしく、謎の幸福感とディズニー愛に満ち溢れさせるような儀式でも行われているのでは無いか。

なにがどう素晴らしいか聞いても、みんな「行けば分かる」とそればかり。

いつしか僕も行ってもいないディズニーランドに魅了され始めていた。

いや、正確には小さな子どもの頃に行ったことはあるのだが、何故かマイケルジャクソンがダンスする謎のアトラクションしか覚えていないのだ。

とにかく、ディズニーランドに行って、僕もみんなのように洗脳されたい。そんな想いとともに数ヶ月ほど前に行ってきたのだ。


ただ、一抹の不安があった。
誰に聞いても、「最高!」「ハッピー!」「超楽しい!」なんて言葉しか帰ってこないディズニーランドだが、ただ一人、「別に面白くなかった」と言い放った男がいた。
それが僕の血の繋がった弟のシンくんである。

そもそも負のイメージを徹底的に排除されたそのテーマパークに、反核、反戦だなんて強烈なメッセージ性のある言葉が刻まれたトゲトゲの鋲ジャンを身にまとった男がやってきたら、そりゃあ戦争とは無縁の国にそんな世紀末感は出さないでくれと述べざるをえない。

「その革ジャンを脱いで下さい」なんて要求されたらしいのだが、その時期は冬。「寒いから嫌だ。」と断ったそうである。そしたら安全のためにアトラクションには乗れませんと言われたそうだ。
なので、彼は園内を散歩だけして帰ったという。


つまり、ここで導き出されるディズニーランドを楽しむ要素として、

1.主義主張を持ち込んだ服を着ない。

2.乗り物には乗る

この二つさえ守ればきっとだいじょうぶである。

おそらく、ディズニーランドに入ったからといって無条件で楽しくなるわけではなく、アトラクションに乗る事が重要なポイントになるのだと思う…。

そう思うことにした。
実の弟が楽しめなかったというのは少し気掛かりであるが、そもそも5000円も払うのだ。たまたまディズニーチケットを手に入れた弟とは、全力で楽しみに行くという心構えがそもそも違う。

僕はこれから洗脳されに行くのだ。ミッキー大好きになって帰ってくる!




▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
東京は高円寺から電車に乗る。
ディズニーランドが近くなるに連れて、頭にミッキーマウスの耳を付けた人々が増え始める。

みんな浮かれすぎ!!僕もああなるから待っとけよ!もうすでにワクワクは絶好調だった。

受付の列を並び、園内に入る。

そこは凄かった。間違いなく凄かった。
しかし、ただそれだけである。「ひゃっほー!ミッキー!いぇーい!」とはまだならない。

やはり乗り物に乗ることが大事かもしれない。

一番最初の乗り物は割と肝心だろうと迷いながらも、これだ!と決めたのがイッツ・ア・スモールワールドというアトラクション。

いざ、乗り物に乗ると各国の民族衣装を着た子どもの人形が方々散り散りに配置され、その人形たちが"ちいさな世界"という曲を世界各国の言語で歌いながらダンスをしているのだが、過剰なまでにハッピー感を演出しており、もうそれはなんと言うか…



全然楽しくない!!!!むしろ凄く怖い!!!!


人形たちの無機質な笑顔、「せーかいはせーまい、せーかいはひーとつ」と延々と流れる同じ曲、宗教的とすら言えるその不気味さに僕は謎の不安感を感じていた。


「乗り物を間違えた…」


その後、他の乗り物やパレードを見たものの、みんなが言うほど心奪われる事にはならなかった。

ディズニーランドから帰って来るとミッキーグッズを見るだけで、「お?!」と、なるなんて言われたものの、そもそもミッキーマウスと出会ってないせいか、"ミッキーマウス=ディズニーランド"という関連性が見つからず、パンク的な"ミッキーマウス=商業主義の象徴"というイメージのままでしかなかった。

楽しさで言うと、昨年行ったとしまえんの方が楽しかったよ。

そんな感想を友達にいうと、心が汚れてる、人間としての感情が欠落しているなどと、そこまで言うかという程にボロクソに罵られてしまった。

僕だって洗脳される気満々で行ったというのに…。


ただ、なんとなく分かってはいる。
催眠術にかかりたい!かかりたい!と言うほど、催眠術にかからなかったり、幽霊が見たい!見たい!と言う人ほど心霊現象に無縁だったりするあの反作用だ。僕は特にその反作用が働きやすい。
いつだって勝手に期待値を上げすぎているのだ。

人間、多少無関心なくらいの方が感動できる機会が多いのかもしれない。

今度はなにも期待しないでディズニーシーにでも行ってみよう。



posted by ユーチャンチャン at 11:54| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
え!?
いつの間にいったの??
イッツアスモールワールドとかオカルトでしょ!!あんなん乗らないって!(笑)
Posted by ニココのマンドリン at 2014年07月08日 12:18
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