2016年01月29日

台灣GiG1日目の話

1月23日早朝6時起床。

昨年中頃より新しく始めた5人組バンド「アルカシルカ」のドラマーであるナルトくん(あだ名ではなく本名)とアコーディオンのまりこちゃんと共に那覇空港へと向かうことに。
車に乗り込むといつの間にか用意されていたインスタント沖縄そばにお湯が満たされ置かれていた。ナルトくんの気遣いと優しさを感じながら空港に向かうもソバを用意してくれた張本人はパスポートの発行が間に合わず台湾行きが叶わなかった。
実に心苦しい。また近い内にバンドで海外に行こうと密かに決心した。


そう、この度(旅)の記事は遡ることひと月ほど前に東京の変なリサイクルショップのオーナーである松本さんという方から、「台灣人と沖縄で遊ぶから」と連絡があり、台灣で半路珈琲(ハーフロードコーヒー)という店をやってるズーシェンたちと呑むことになった事が発端となる。
たまたま自分たちがやってるアルカシルカの映像を見せるとズーシェンが大層気に入ってくれて台灣でイベントするから来てよとなった。
話は盛り上がり東京からもバンド呼ぼうとなったものの東京のバンド は都合が付かない中、たまたま酒でベロベロになってたワラバーズとパラノイアも勢いで一緒に行くことなった。


さて、話は戻り空港にて。
僕がもう一つ所属してるワラバーズのメンバーがすでに待っていた。そして遅刻間際にやってきたのはアルカシルカメンバーのナックくんとアオイくん。今後が思いやられる。

842DA091-2640-494C-AE5F-563031098100.jpg

飛行機に乗り、寝て起きるともう台湾に着いていた。それから台北行きのバスに乗り込むと、何故かまりこちゃんとナックくんがバスに乗っておらずみんな途方に暮れる。

合流できたと思いきや、今度はナックくんが一人トイレに行くので、みんなで隠れて戻ってきた彼が狼狽する様子を存分に堪能し、全員揃ったところで地下鉄で向かうは半路珈琲というこれからお世話になるカフェー。

6B74C235-0274-445A-A144-9D1B7A20CAA4.jpg
C1117905-83F2-4837-9359-820FC09E7E24.jpg
着いたら驚き桃の木、轟、大勢の台湾人が集まるそのカフェーでは昼間から酒盛りと共にカラオケ大会が。そしてその歌に合わせて男性のポールダンスが行われる狂乱に衝撃を受けていると、とりあえず荷物を置きなとその店の地下室を案内された。
35129A5F-F3DF-4961-B766-0027100152EA.jpg126E124C-C46B-450D-BC28-8FB63F5524F8.jpg

真っ暗な部屋に妙な照明や映像が投射され、謎の機械が動き回るその部屋は、聞くところによると、地元の台湾人や西洋人の芸術家たちが集まる不思議なアート実験室とのことだった。
1076E679-DE6D-4EEB-813B-5451143A79F6.jpg
287A38C2-CE50-4CDE-B7B7-CCBA3DE9A31F.jpgBFBE2CE3-D7F9-46C2-831F-05144ABD07B8.jpg2D5C5A59-24A8-48D4-895D-6DC819A3A4E3.jpg
まるで映画のセットの中に潜り込んだ不思議な感覚に浸るも、せっかく台湾に来たし散策しようと電車に乗る。

台湾の電車のチケットはコインになっており、子どもの頃にガチャガチャをしてたとにのような気持ちになる。そんな事を考えながらみんなで電車から降りると1人足りない。
またこの男、ナックくんだった。
CAF95FBB-C34F-4677-8522-653168A67939.jpg


「あー!待ってーーー!」
無情にも閉まる電車を追いかけるメンバーと、呆然と立ち尽くすメンバー。

決して彼の存在感が薄かった訳ではない。
その存在感が大き過ぎた余り、全員が彼と一緒に行動してる気になっていたのだ。
実体を置き去りにしてることも気付かずに…。

みんなでどうするかと話し合うのだが、そもそも彼は本当に同じ電車に乗ってたのだろうかという疑問が湧いた。

その頃、ナックくんはというと…

一つ前の駅にいた。
みんながトイレに行くので自分もトイレに入るナックくん。
出てくると誰もいなかった。
またドッキリだと思って「もうみんな出てきなよー」「いい加減にしなよー」「もういいよ!もう出てきて良いから!」といくら呼びかけても誰も出てくることは無かった。

その間にとんでもない角刈りの男を見てしまい、より不安な気持ちに拍車がかかっていた。
758F78E9-173B-4930-8A09-ED31AC1721FC.jpg


僕らはみんなで話し合っていた。
ナックくんをここで待つか、もう置き去りにするか。もう置き去りにして早く観光に行こうという空気感がその場を包み始めた頃、ワラバーズはるかちゃんがダメ元で台北市内のフリーWi-Fiに繋ぐとなんとかナックくんとも連絡が取れ、無事合流し、みんなで夜市へと向かった。
D17370F2-E6BC-41B9-8985-8FB04AF8204B.jpg
636DDFA6-D448-4A8D-8736-03031E718F8B.jpg
32FCE793-2A52-4C09-BCEE-09A53F572F81.jpg
ここからがまた酷かった。ついさっき1人行方不明になってたはずなのに、その反省を活かす事なく全くネットも繋がらない環境下で全員がバラバラになってしまい広大な市場で各々が自由を楽しんでいた。

その中で僕とワラバーズフェイフォンは小籠包や餃子屋を探していた。市場中をくまなく探しているのに、どこにも見当たらない。

なにかがおかしい。以前に台湾に行ったときは餃子屋なんてそこら中にあったはずなのに、こんなにも見つからないという事は、もはや台湾の法律で餃子を売ることが禁止されたとしか考えられない。
台灣政府はこの国の美味すぎる餃子に中毒性が含まれている事を危惧したのか、または衛生法が変わったのか…一体、どうして…。

僕は様々な推論をよぎらせながら、ダメ元で最後の望みを託して、小さな小道に入ると一番端の端に小さな小籠包屋さんがあった。何故かここの夜市で一軒しかない小籠包屋さんらしく、フェイフォンは運命の出会いだと言って10皿くらい食べた。

その後、先ほどのカフェーに戻ると、音楽スタジオで呑もうと言われた。
何故、音楽スタジオで酒を呑むという流れになるのか全く分からないものの、そこに行くと、プロジェクターで壁一面に様々なバンドの映像が映され、何故かアルカシルカの映像も映されると一緒に口ずさむ台灣人たち。予習ばっちりな感じに圧倒される沖縄人。

それから、酒を呑み続けていると、なぜかいつの間にかワラバーズのスタジオライブをすることに。
5C81B398-7435-43D5-B4BF-854701F60490.jpg
お客さんがメチャクチャに踊り、スタジオのオーナーが心配してやってくると、そこにいた人が、ワラバーズは日本中誰でも知ってる超有名バンドだから大目に見てくれと言い、それなら仕方ないと言う事になったが、翌日のライブのハードルがとんでもなく上がってしまった。

しかし、その上がったハードルを正面からなぎ倒していくようなライブが待っているとは、このとき誰も予想していなかった。

つづく
posted by ユーチャンチャン at 11:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする